特殊建築物等定期調査・建築設備定期検査の北工房 | 特殊建築物の定期調査奮闘Blog in 北海道 成田翔の汗かき定期報告

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宮の沢ハイツ屋上の庇崩落事故、続報。

広報担当の成田です。
少しブログの更新が滞っておりました。

代表栃木と設計の成田は、札幌市西区の老朽化マンション事故の件でテレビ取材を多数いただいております。

こちらはHBC北海道放送今日ドキッ!さんに出演させていただいた時のものです。
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こちらはSTV札幌テレビ放送どさんこワイド179さん出演時の様子です。
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HTB北海道テレビ放送イチオシ!さん内でもお話させていただきました。

不特定多数の人が出入りする建築物では数年に一度(建物用途による)、専門家の調査を受け、行政への報告が義務化されています。
今回の当該物件では少なくとも1998年から未報告だった事が確認されているようです。
15日(水)住民説明会が開かれたそうですが、呼ばれたのは避難要請された3階から7階の23世帯のみ、オーナーは欠席、具体的な修繕や避難費用等については何も回答がなく、とにかく早く避難を…という説明があっただけの様。

いつ別の箇所が崩れてきてもおかしくない状況。
私個人としては二次災害が起こり得るこの危険な状態、何よりもまずは命の安全を第一に…と声を大にして言いたいのですが…。
引越し先や引越し費用の問題、お年寄りなど引越し作業自体が容易ではない方…様々な問題がありますよね。
現時点ではオーナー代理人の弁護士も、崩落事故前に補修工事を行っていた工事業者も、今回の件から下りられたようです。

負傷者が出なかった事が不幸中の幸いですが、避難をされている方、もしくは現在も居住中の方の心身的・経済的負担を考えると、当たり前ではありますが「負傷者が出なくて良かったね」では済まされない事故です。
ほんの少しタイミングがずれていれば、落下してきたコンクリート片で怪我をしてしまう歩行者がいたかもしれません。
 
札幌市内でも定期報告対象物件の15%程度の未報告があるそうで、建物所有者(管理者)の方は今一度、維持管理体制の見直しを徹底していただきたいと思います。
もちろん報告を怠った場合は建築基準法による罰則もあります。
 
 
連日のテレビ・新聞等の報道により当社へのお問合せが急増している状況です。
特に道外在住の共同住宅(マンション等)所有者からのお問合せが多く、投資目的で建物を見ずに購入し、管理は地元の管理会社などに丸投げしているという事が多く発生しているようです。
 
特殊建築物等定期調査及び建築設備定期検査(特殊建築物の定期報告)でお困りの方がいらっしゃいましたら、まずは弊社へお問合せください。

 

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