非常用照明「電源別置型」だからできるメンテナンス
設計の成田です。ご無沙汰してしまいました。
今回は「電源別置型非常用照明」について少し説明したいと思います。
↑読みづらいですね(笑)
「電源が別置き(内蔵されていない)状態の非常用照明」です。
電源=蓄電池・自家発電機などで非常用照明を点灯させます。
バッテリー内蔵型の非常用照明とは違い、個々にバッテリーを設けていないので、通常の照明と見た目の区別がつかないこともあります。
↑写真が別置型非常用照明になります。
検査は、分電盤に非常用照明の試験切り替えスイッチがあり、エリア内にある対象の非常用照明が一斉に点灯します。
そこで点灯してない照明があれば電球の球が切れているだけという事がわかるので、簡単な電球交換作業のみで済んでしまいます。
先日伺った施設では担当者の方が検査に終始一緒に立ち会ってくださり、点灯してないところはその場ですぐに電球交換していただけました。
「別置型」だからこそ出来るメンテナンスです。
バッテリー内蔵型だと、電球ではなくバッテリーが劣化してる可能性の方が高いので容易に交換できません。
その場で交換していただき点灯確認→報告書も「指摘なし」です♪
大規模な施設においてはバッテリー内蔵型よりも建設費用は経済的と言われています。