娘と通学路上の危険なブロック塀などを確認しました
ブロック塀の耐震診断義務化
2019年1月より、地方自治体が指定した災害時の避難路に面しているブロック塀について、所有者に耐震診断を義務付ける耐震改修促進法の政令が閣議決定されましたね。
耐震基準が強化された1981年以前に、マンションや商業施設などの大きな建物で設置された一定の長さ・高さの塀が対象となります。
国交省、避難路沿道ブロック塀等の耐震診断を義務化
(新建ハウジング 2018年11月28日の記事)
札幌市の緊急輸送道路は、札幌市のホームページから確認できます。
一戸建て住宅は除外されるケースが多いかと思いますが、大きな道路に面したマンションにお住まいの方など、ご自宅が対象かぜひご確認ください。
娘と通学路を歩いてみた
もう季節が変わってしまったので季節感のない怪しいモザイク写真ですが…(笑)、秋頃に娘と一緒に通学路を一緒に歩いて危険な場所はないか確認をしました。
危険そうなブロック塀や空き地が結構ありました。
耐震診断などを行っている可能性もあるので一概に全てにマル・バツは付けられませんが、それでも危険という意味でアウトな場所が多く存在し、危ないのは「変質者」と「熊」だけではない事を娘に伝えました。
(我が家のある地域は山に近く、熊の出没で集団下校…なんてことがある地域です)
今一度、確認を!
大阪地震でのブロック塀倒壊を受けて、国なども動き始めています。
しかし今回のような1981年とか〇m以上の高さという基準とは関係なく、危険な建物や塀は身の回りに多く存在します。
特に緊急時に避難に困ると思われるお年寄りや、危険な場所すら隊長になって探検(!?)してしまう子どもなどなど…。
私たち専門家も建物の安全点検など精いっぱい努力をしますが、年末年始、ご家族の集まるこのタイミングで今一度、付近の危険な建築物などについて考えてみてくださいね。
それでは皆さま、本年1年誠にありがとうございました。
よいお年をお迎えください。